2024.5.18

夏タイヤの寿命延ばす5つのコツ

車を走らせる上でなくてはならないタイヤ。

決して安くはないタイヤ。どうせなら長く使いたいですよね。

そこで今回は夏タイヤの寿命を延ばすコツを5つご紹介いたします。

是非参考にしていただき、少しでも長くタイヤを使えるようにしましょう!

夏タイヤの寿命

夏タイヤの寿命は主に2つの基準が目安となります。

・走行距離が約3万km
・製造年月日から約4年

走行距離約3万km

夏タイヤは約3万km走行すると、摩耗して寿命を迎えます。寿命はタイヤの溝が1.6mm以下の状態を指します。

道路交通法により、タイヤの溝は1.6mm以上を維持することが義務付けられています。

新品の夏タイヤは基本的に、タイヤの溝は約8mmとなります。

5,000km走行する毎に夏タイヤは1mm程度摩耗するとされていますので、寿命までに走行できる距離は約3万kmになります。

計算方法は以下のとおりです。

(8mm-1.6mm)×5,000km=32,000km

3万kmの走行で、必ず溝が1.6mm以下になるとは限りませんが、タイヤの寿命を確認する目安として覚えておきましょう。

製造から4年経過

製造されてからの経過年数を確認することで寿命の目安を判断することができます。

タイヤの素材であるゴムは、使用の有無にかか関わらず劣化する性質がありるため、使用済みのタイヤは、製造から約4年で寿命を迎えます。未使用の場合は製造から10年以上経過している場合は、タイヤの状態に異常がないか注意しましょう。

タイヤの製造年月日はタイヤの側面で確認することができます。

上記の写真を見てわかるように4桁の数字が刻印されています。

この4桁の数字が製造年月日を示しています。

最初の上2桁が製造週で、下2桁が製造年となります。

つまり上記の写真のタイヤは、2022年の28週目(7月)に製造されたタイヤということになります。

タイヤの寿命を延ばすコツ

タイヤの寿命の目安がわかったところで、次に本題の寿命を延ばすコツを5つご紹介いたします。

タイヤの寿命を延ばす5つのコツは以下になります。

・空気圧をチェック
・タイヤローテーションの実施
・車両に不要な荷物を乗せない
・ホイールアライメントを調整する
・適切な方法で保管

それぞれについて解説していきます。

空気圧のチェック

空気圧を適正に保つことで、夏タイヤの寿命を伸ばすことができます。

空気圧が不足しているタイヤは地面との接地面積が増えるため、摩耗しやすくなるからです。

適正な空気圧は、運転席のドア開口部に貼られた「車両指定空気圧」から確認できます。

指定空気圧よりも多く空気を充填してしまうことはNGです。入れすぎるとかえって地面との接地面積が減って負荷が集中するため、タイヤの摩耗が早くなり寿命を縮めることになります。

空気を充填する際は、指定空気圧の上限10%以内に留めるようにしましょう。

空気圧の計測と充填は、ガソリンスタンドやタイヤ販売店で行えます。

適正な空気圧を保つことは、タイヤの寿命を延ばすだけでなく、燃費の向上も見込めますので、適正空気圧を保つようにしましょう。

タイヤローテーションの実施

タイヤの寿命を伸ばすために、定期的にタイヤの配置を交換するのがおすすめです。

タイヤローテーションとはタイヤの配置を変えることを指します。

車の構造や重量によって、前後どちらかのタイヤに集中して負荷がかかることがあります。

負荷がかかるタイヤから摩耗が進むので、定期的にタイヤローテーションを実施しましょう。

車両に不要な荷物を乗せない

夏タイヤの寿命を延ばすために、不要な荷物は車に乗せないようにしましょう。

車両総重量が重いほど、タイヤの負担は大きくなり、摩耗を早めます。

また、タイヤへの負担が大きくなるだけでなく、燃費も悪化しますので、車には必要最低限の荷物だけを乗せるようにしましょう。

ホイールアライメントを調整する

タイヤの適正な設置角度であるホイールアライメントを守り、過度な摩耗を防ぎましょう。

縁石への衝突や経年劣化などが原因で、タイヤの適正な設置角度がズレることがあります。設置角度がズレた状態で走行を続ければ、タイヤの一部が集中して摩耗する可能性が高まります。

適切な方法でタイヤを保管

夏タイヤの寿命を伸ばすため、保管方法にも注意しましょう。

タイヤはゴム製のため、未使用の状態でも時間の経過とともに劣化します。

保管場所の気温や湿度、紫外線などの影響でタイヤの劣化は早まるため、適切な方法で保管しましょう。

保管する際は、タイヤを水洗いししっかり乾燥させる。タイヤの空気は半分程抜いた状態で保管しましょう。

まとめ

今回はタイヤの寿命を延ばすコツをご紹介しました。

タイヤを長く使いたい気持ちはわかりますが限界まで使うと、濡れた路面でスリップしやすくなったり、ブレーキが効きにくくなったりしますのでそろそろ寿命かなと感じたらタイヤ交換するようにしましょう。

市原タイヤ交換センターでは1本/¥1,100〜交換することができますので、タイヤ交換する際は是非ご依頼ください!

 

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