2023.11.18

オススメタイヤはどれ?大手タイヤメーカーの特徴

車のタイヤを選ぶ際、なにを基準に選んでいますか?

メーカーの知名度を基準に選ぶ方や、タイヤの性能で決める方、なるべく費用を抑えたい方は安さ重視などタイヤ選びは様々かと思います。

タイヤは車が唯一路面と接している部分であり、あんぜんに走行するためにとても重要な部分です。

そこで今回は大手タイヤメーカーの特徴をご紹介いたします。
お車により安全に、快適に乗りたい方は、是非参考にしていただければ幸いです。

大手メーカーごとの特徴

TOYO TIRES(トーヨータイヤ)

TOYO TIREは1945年に設立された日本のタイヤメーカーです。
乗用車用タイヤをはじめ、トラック・バス用タイヤと、幅広いです。

TOYO TIREは「専用タイヤ」をコンセプトとしていて、先進技術の採用と安全性確保のための過酷なテストを繰り返しています。タイアを開発する際には、商品コンセプトを具体化し検討されたのちに開発段階に移行しているので、それぞれの製品が「どのような目的で」「どのようなクルマに装着するべきか」という観点から開発されているため、目的に合わせてタイヤを選びやすいと言えます。
※参考:トーヨータイヤ 企業サイト

ブリヂストン

ブリジストンは1931年に設立された日本のタイヤメーカーです。
世界最大級のシェアを誇り、日本では国内タイヤメーカーの中で売上シェアトップに位置しています。
また自動車のみならず、月面探査機のタイヤなど幅広い分野に力を入れています。

日本のブリヂストン、フランスのミシュラン、アメリカのグッドイヤーの世界三大タイヤメーカーと呼ばれる1社になります。
世界中の人々に選ばれているのは、創業以来受け継がれてきた企業理念の「最高の品質で社会に貢献」に基づいた商品やサービスが評価されているためです。

多くの自動車の標準装着タイヤとしてもブリジストン製のタイヤが選ばれています。
タイヤ選びに迷ったらとりあえず、ブリジストンを選んでおけば間違いないと言えるでしょう。
※参考:株式会社ブリヂストン タイヤサイト

ダンロップ

現在では当たり前となっている空気入りのタイヤを発明したのは創業者のダンロップであり、先見の明とアイデアを実行できる技術力は現在にも受け継がれています。
例えば、ダンロップは1970年に世界で初めて、パンクにより空気圧が失われても所定の速度で一定距離を走行できるランフラットタイヤを開発したメーカーです。
また低燃費かつ環境へ配慮されたタイヤが評価をされており、世界初の100%石油外天然資源タイヤが開発されるなど、エコなタイヤに定評があります。
タイヤメーカー各社は既存製品の販売の他に、新製品開発でもしのぎを削っていますが、ダンロップは特に目を離せないタイヤメーカーとも言えるでしょう。
※参考:ダンロップタイヤ 公式サイト

ヨコハマタイヤ

2017年に創業100周年を迎えた老舗のタイヤメーカーです。ヨコハマタイヤの特徴の一つとして、雨天時の路面走行性能に力を入れています。
ウェット性能に重要な2つの要素、主にパターンが影響する“排水性”と主にコンパウンドが影響する“ウェットグリップ力”において、熟練の技術と最先端の設備を駆使して、製品開発が行われています。
また今では一般的となった低燃費タイヤですが、環境時代の先駆けとして日本初の低燃費タイヤ「DNAシリーズ」を誕生させたメーカーであります。
※参考:ヨコハマタイヤ 公式サイト

ミシュランタイヤ

ミシュランタイヤ

タイヤの世界販売シェアランキングでトップを誇るフランスのタイヤメーカーです。
レストランの評価を星の数で表し紹介している「ミシュランガイド」を出版しているのもミシュランタイヤになります。
「”PERFORMANCE MADE TO LAST” 最後まで続く性能を目指して」という思想を持ち、タイヤの研究開発を行っており、高品質をセールスポイントにした特徴があります。

ミシュランは「全額返金保証プログラム」を用意しています。全額返金保証プログラムは、タイヤを購入しても性能に満足できなかった場合、60日以内であれば返品・返金を受け付けるというプログラムです。
この保証が対象となっているタイヤの返品率は0.17%ととても低く。ほとんどのユーザーが返品できるのに返品しなかったということになります。
タイヤは実際に装着して走ってみないと良し悪しが分からないものですが、約2ヶ月という期間はタイヤの効果を実感するには十分な時間と言えます。
そのうえで品質に納得できているユーザーが多いということですから、品質が高いことがわかります。
※参考:日本ミシュランタイヤ 公式サイト

大手メーカーごとの特徴(グッドイヤー、コンチネンタル)

グッドイヤー

120年を超える長い歴史を経て、世界有数のタイヤメーカーとして発展してきました。モータースポーツに詳しい方であればグッドイヤーというブランドは良く知っていることでしょう。
グッドイヤーは四輪車の最速を競うF1にタイヤを供給し、世界最多の368勝を挙げています。※2021年時点
上述のようにグッドイヤーはモータースポーツで好成績を残していますが、一般向けにも多様なタイヤを展開しています。
海外メーカーであるにもかかわらず、JATMAが定める低燃費タイヤの基準に適合した製品が数多く開発されています。
また、季節を問わず安定した性能を発揮できるオールシーズンタイヤ、雪道での走行を想定したスタッドレスタイヤ、車種に合わせたサマータイヤなど、ユーザーのニーズをそつなくカバーしています。
※参考:日本グッドイヤー 公式サイト

コンチネンタル

ドイツに本社をおくコンチネンタルは、タイヤだけでなく自動車部品のトータルサプライヤーとして世界のトップクラスで活躍しています。
日本ではまだみかける機会は少ないですが、ヨーロッパ市場では、欧州車の新車の3台に1台、コンチネンタルタイヤが新車装着されていると言われています。
カーメーカーが新車装着タイヤとして採用するということは、品質と何よりも高い安全性を備えたタイヤであるという信頼を得ている証拠になるでしょう。
近年では日本車においても新車装着タイヤとして採用され、ご自身の車はすでにコンチネンタル製品を利用しているかもしれません。
※参考:コンチネンタルタイヤ 公式サイト

まとめ

今回は大手タイヤメーカーそれぞれの特徴についてご紹介しました。
タイヤを選ぶ際、まずはご自身がタイヤに求めるものを明確にすれば、迷うことも少なくなります。
全てを求めることは難しいため、優先順位を付けたうえで総合的に評価することが望ましいでしょう。
大手タイヤメーカーは総合的な品質を業界全体で確保しながら、それぞれのメーカーが異なる特徴を持っています。この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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