タイヤ インチダウンのメリット・デメリットを比較

スタッドレスタイヤの購入時によくありがちな「インチダウン」。

タイヤのインチダウンの一番のメリットはタイヤサイズが変わることにより、タイヤの交換費用やタイヤ自体の金額が安くなります。

安くなることの他にインチダウンのメリットはあるのでしょうか？またインチダウンすることによるデメリットはあるのでしょうか？

上記2点について解説していきます。

インチダウンとは

インチダウンはタイヤの外径（外側の大きさ）を変えず、ホイールサイズを小さくすることを指します。

インチダウンのメリット

タイヤの価格が安くなる

基本としてタイヤのサイズ（インチ）が小さくなるのでタイヤの価格は安くなります。

スタッドレスタイヤをインチダウンする人のほとんどがこのメリットを享受するためだと言っても過言ではないでしょう。

乗り心地が穏やかになる

タイヤの厚みが増すため、タイヤのクッション性が大きくなり乗り心地がふわふわとマイルドになります。

段差を乗り上げた時などに特にその差を実際に感じるかと思います。

またクッション性がますため、段差などに乗り上げた際のホイール・タイヤへのダメージも少なくなります。

ハンドリングが軽くなる

インチダウンするとタイヤの幅が小さくなるため、接地面積が減りハンドルを切るときに軽く感じます。

ホイールとタイヤの重量がインチダウンによって軽くなる場合は特に感じるでしょう。

インチダウンのデメリット

見た目がかっこ悪くなる

タイヤの扁平率があがり、ホイールサイズが小さくなるため、外から見て見た目がカッコ悪くなります。

接地面積が減る

タイヤの接地面積が減ると、アイスバーンなどでのグリップ力が低下します。

アイスバーンなどでは接地面積が大きいほどグリップよく効くといわれています。

氷の上を走ることが多いのであれば過度なインチダウンはしないようにしましょう。

まとめ

インチダウンのメリット・デメリットをご紹介致しました。

基本的にインチダウンを検討する際は、スタッドレスタイヤの購入時かと思いますので、メリット・デメリットを知った上でご検討していただければと思います。

またインチダウンの購入時には型式・年式・グレード・純正装着サイズを確認しましょう。

特に同じ車種でも型式やグレードによって落とせるサイズが異なることが多いので注意しましょう。

インチダウンする際は、タイヤショップや販売店に相談してから実施することをオススメいたします。